FX入門

【FX入門】注文方法の基本と練習の大切さ

FX入門

前回の記事では「チャートの基本の見方」を学びました。今回はさらに一歩進んで、FXの注文方法について初心者向けに分かりやすく解説します。
また、FXで上達するために欠かせない「パターンを決めて繰り返し練習する」ことの大切さについても触れていきます。


1. FXの注文方法は大きく2種類

FXで取引をするためには「注文」を出します。注文方法は大きく分けて以下の2つです。

  • 成行注文:今の価格ですぐに買う・売る注文
  • 指値・逆指値注文:あらかじめ設定した価格で買う・売る注文

成行注文はすぐに取引したいときに便利ですが、価格が少しズレることがあります。一方で指値注文や逆指値注文は「自分が決めた価格」で待つことができるため、計画的な取引が可能です。

2. 注文の流れを理解する

例えば「ドル/円を150円で買いたい」と思ったら、指値注文で150円を指定します。価格がそこまで下がったら、自動的に買いの注文が成立します。
これにより、パソコンの前にずっと張り付かなくても取引が可能です。

3. 初心者がやりがちな失敗

初心者の多くは「思いつきで成行注文を出してしまう」という失敗をします。
しかしFXは計画性が大切です。「どの価格で入って、どの価格で利益確定・損切りするか」をあらかじめ決めてから注文を出す習慣をつけましょう。

4. パターンを決めて練習することが大切

FXはスポーツや楽器の練習と同じで、同じパターンを繰り返し練習することが上達への近道です。

  • 「チャートでトレンドを確認 → 指値注文 → 損切り・利確設定」
  • 「レンジ相場では両端でエントリー → 中央付近で決済」

このように一つの型(パターン)を作り、それを繰り返すことで判断力とスピードが自然に身につきます。

5. まとめ

  • 注文には「成行」と「指値・逆指値」がある
  • 計画を立ててから注文を出すことが重要
  • 同じパターンを何度も繰り返し練習することで、自然に相場感が育つ

焦って多くの注文を試すのではなく、まずは一つの基本パターンを身につけることを意識しましょう。これがFX初心者が脱・初心者になるための第一歩です。


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